感想 | 評価 |
NewスーパーマリオブラザーズU | |
※ストーリーモードしかプレイしていません! ■ストーリー ピーチ城がクッパに乗っ取られました。助けに行こう、以上 ■ゲーム性 基本的にノーマル Wii のマリオと同じです。ステージのギミックもかなり似てますし、操作感もまったく一緒。システムも代わり映えしないですし、難易度は逆に少し簡単になったような気もします。しかし、Wii U マリオでは1つだけ劇的に変わったことがあります。それがアシストプレイ。タッチパッドを使って足場を用意することで穴に落ちそうなキャラクターを助けたり届かないところまでジャンプ出来るようにするだけの機能(厳密には他にもあるけど)なんですが、これが面白いのなんの。綺麗に他の人を助けた瞬間の爽快感がホントたまらない。一緒に協力しながらプレイしている感覚がものすごいでてくるんですよ。これを経験するだけでもこの作品をプレイする価値はあったのではないかと思います。 ■総評 難易度が簡単になってしまったのが残念ですが、上に書いたようにアシストプレイが面白かったので大満足です。それ以外には本当に言うことが無かったりします。1人でやると簡単すぎるなぁ。。。 | ☆ |
レイトン教授VS逆転裁判 | |
■シナリオ レイトン教授と成歩堂弁護士が剣と魔法が支配する世界に迷い込むという、まさかのとんでも設定。2人と縁のある女性が魔女として処刑されるのをナゾトキと魔女裁判で助けるお話なのですが、ファンタジー設定にしているので裁判が逆転裁判シリーズの常識が全然通用しません。レイトン教授の方はやったことないのですが、違和感なかったのでいつもどおりなのかなぁ。ストーリーテラーという物語を支配する創造主の謎、そして突然迷い込んでしまったこの世界の謎など面白い設定ではあるものの、純粋に2つの作品が絡む様子を見るのが楽しかったです。 ■ゲーム性 レイトン教授側はナゾトキばかりなので多分いつも通りなのでしょう。面白かったのは逆転裁判側のシステム。いつもと同じ裁判ではあるものの、魔法の存在、科学技術が存在しない、証人が一度に多数出てくるなど、新たな試みがあって楽しかったです。ただ、もう少しナゾトキと裁判の絡みを増やしても良かったかなぁと。せっかくコラボしたのに単純に混ぜただけでコラボしきれていないなぁという感じが強かったです。 ■その他 このゲームの最大の魅力は、2作品のキャラクターがコラボしている、という点でしょう。一緒に「異議あり!」って叫ぶ姿とか見ていて純粋に楽しかったです。ただ、話全体の謎には腑に落ちない点が多かったり、逆転する爽快感が少なかったり、レイトン教授が万能キャラすぎたりと、ちょっとバランスが悪いなぁと思う部分が結構あります。お祭りゲームとしてなら十分満足できます。裁判パートなんて純粋に楽しくて面白かったですもん。このレベルで逆転裁判シリーズ作ってくれないかなぁ。パワーアップした演出がすばらしすぎる。え?声?ヒロインは可愛いよね(おい。あ、ジーケン格好良いよね(おい あと、床ドンのナゾトキだけは苦手で分かりませんでした。 | ☆ |
ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー | |
ストーリー 突然の空間消失により村を失った主人公が、自らの使命に燃える巫女と出会い、仲間とともに世界を救う旅にでるお話。世界に4つあるクリスタルの力を解放することで自然の力が弱まった世界を救うという流れなのですが、その行為は世界を滅ぼす行為だと敵が主張してきます。ただ、敵は結構あくどいことをやってくるので遠慮なく倒せます。善と悪、巫女としての使命、仲間との絆、世直しの度など、RPGとして実に正統派のテーマで冒険が進みます。ですが、一通りクリスタルを解放してからはちょっと風変わりな展開になり、そこからの評価は分かれるでしょうね。私の場合同じことの繰り返しが延々と続いて途中辟易としそうになりました。最終的には3DSで出したかった理由が実に良く分かる展開が待ち受けていて、衝撃を受けたとともに爆笑してしまいました。途中まではほんと古きよき時代のシンプルなRPGですので、そういうゲームをプレイしたい人にはオススメです。 キャラクター こんなにいじめたくなるヒロインは久しぶりですよ。爆発的な人気が出たらエロ同人がたくさん作られそう(苦笑。使命のために一途に頑張る天然ヒロインと、温かく見守る主人公という構図は、途中で少しギクシャクしますが非常に微笑ましいです。また、残り2人の仲間も純粋でまっすぐな性格で非常に好感が持てます。物語後半の特殊な設定を生かして敵側にもう少し面白い展開を用意して欲しかったとは思いますが、どうやらプレイ方法によって見えてくるものが違ったらしいです。私はそこを少しミスってしまったかな。そしてこのゲームのちょっと面白いのはキャラクターの中にプレ ゲーム性 戦闘システムが非常に面白いです。たたかう、魔法、道具などの基本的なバトルコマンドとFinalFantasy5で使われたジョブシステム。これだけなら特筆すべき点は懐かしのシステムとしか言えないのですが、作品のタイトルにも使われている「ブレイブ」と「デフォルト」というシステムが面白い。「デフォルト」は「防御」にあたるコマンドなのですが、同時にターン数を溜めることができます。「ブレイブ」で溜めたターンを使うことができます。つまり、「デフォルト」を3回実行した後は、「ブレイブ」を3回使って4回行動が出来るんですよ。このターンを溜めるっていう考えがすごい面白くて、ギリギリからの復活とか1ターンキルとか色々なドラマが起きました。ちょっと敵のAIが物足りなかったですが、斬新かつ面白いシステムでした。 音楽 良曲が多かった印象はありますが、頭に残った曲は特に無かったかな。スクエニですので、曲に外れはありません。 総評 ネタバレを回避するならば、上に挙げたように戦闘システムの面白さを紹介するに留まりますね。後半からのシナリオはちょっと風変わりになってまして、出来ればそこも紹介したいのですが。。。システム、シナリオ共に古きよき時代のRPGかと思いきや、どちらもほんの少しの工夫を加えることでぐっと面白くなったという、おっさんホイホイのゲームです。途中中だるみする展開もありますが、それがあったとしても十分満足できる面白さでしたので、オススメです。 | ☆☆☆ |
PROJECT X ZONE | |
■シナリオ 主人公の家からあるものが盗まれたことにより、世界にゆらぎが発生し、普通なら出会うことのないキャラクターが結集して謎の敵と戦いましょうというお話。話自体は世界を移動するためだけに用意されてたので、無いようなもの。むしろキャラクター同士の掛け合いの楽しさを堪能する作品です。敵側もまた面白い組み合わせが多く、ゾンビ(魔界村)と追跡者(バイオ)が同時に出てくるとか、そのシチュエーションだけで悶えてしまうような場面も多々ありました。シナリオなんてない、ないんだ。。。 ■ゲーム性 シミュレーションRPGですが、戦闘に軽くアクション要素が混じってます。○ボタンと十字キーをタイミング良く押して、敵が地面につかないようにコンボを決めるだけなのですが、これが非常に簡単な上、キャラクターが動きまくるので見ていて楽しい。この楽しいってのがこの作品の最大のウリじゃないかな。ホント楽しいんですよ、毎回同じ動きをしているのですが、その動きを見ているだけですごい楽しいんです。そのくらいダイナミックに派手に動いてくれる、すばらしい。1週目は敗北条件にさえ気をつければ適当に特攻するだけで簡単にクリア出来ました。回復アイテムが豊富に手に入りすぎるのが難点。どうやら2週目は難易度高いらしいですが、50時間近くかかるゲームでそれは。。。 一部スキルの使用タイミングが全然無かったり、敵のAIが微妙だったり、優遇されすぎているキャラが居たりとゲームバランスはまちまちでしたが、大崩れすること無く楽しめました。まぁやっぱりバトルの楽しさ、それに尽きます。 ■クロスオーバー シナリオでの掛け合いや、戦闘前後の掛け合いが非常に楽しい。性格の濃いキャラクターばかりなので、プレイヤー側がツッコミ役になってしまうというひどい状況、だがそれがいい。戦闘前後の掛け合いだけでも見てもらいたいところ。 ■その他 私の大好きな.hackがメインシナリオ貼ってたので大満足です。バルムンクが出て来なかったのが残念ですが、それを言ったら怒られるだろうってくらい優遇されてたのでOK。予想外に戦闘が楽しすぎてはまってしまったということもあり、何気に大満足の作品でした。 | ☆☆ |
初音ミク -Project DIVA- f | |
■ゲーム性 今回のDIVAの最大の特徴は、譜面の中にボタンだけではなく画面のスライドが含まれたことでしょう。これがなかなかタイミング取るのが難しく辛いと思っていたのですが、どうやら判定が甘いため、適当にガシャガシャ触ってればOKという妙な仕様。必要無かったんじゃ。。。 そして今まで大して意味の無かったチャンスタイムの仕様が今回大きく変わっててゲーム性が格段に上がってた。今までの作品は単に点が増えたり逆にチャンスタイムでミスしたらクリア出来なかったりと極端な仕様だったのですが、今作はチャンスタイムにあたる時間を3つ用意してあることで、どこのチャンスタイムを成功させるかという駆け引きが生まれました。もちろん、パフェ狙いプレイヤーにとってはいらないでしょうが、私のようにエクセレント狙いの場合は、3つ中2つはクリアしないときついので戦略を練る楽しみがありました。 それ以外はこれまでのDIVAと大差なく普通に楽しくプレイできました。 ■システム面 曲を選ぶとき、これまでどの難易度でどの得点でどの評価でクリアしたかが明確に示されててすばらしい。というか最初からこのくらいやってくれよと思うものの、何故かこれまでは途中の作品で劣化したり中途半端に復活したりと不思議な仕様だったので、ようやく完成したかなという印象 ■その他 VITA になったからか、PVのクオリティが全体的に格段に跳ね上がったような気がします。これまでの作品は、大半が風変わりの背景の中踊っているだけのPVだったのですが、そういうPVが相当減って、ドラマチックなPVがかなり増えて魅入り事故が。。。 | ☆ |
那由多の軌跡 | |
■ストーリー 懐かしい故郷に戻った主人公が、ひょんなことから異世界に旅立つことになり、ボーイミーツガールしながら可愛い精霊と旅をするお話。ストーリーを重視していますと謳われている作品ですが、それほど凝った作りにもなってはおらず、非常にシンプルな構成となっています。かといって登場人物達の心の機微が繊細に描かれているかというとそうでもなく、やはりあくまでもメインとなるアクションの補助的な役割しか持っていないように感じられました。これが、ストーリー重視という文句が無ければ素直に「あ、そこそこちゃんとシナリオも練られてるんだ。」と感じた気がします。 最後の方は結構とんでも展開になるので、逆にこれは酷いと感じる人もいるかもしれない、というくらいに多少ポカーンとなる部分もあります。その点はさておき、アクションを阻害しない程よい程度のお話だったと思います。 ■ゲーム性 アクションはさすがに面白い。剣で出来る一通りの攻撃はできますし、ツールを使った幾つかのアクションも躍動感があって楽しい。特に空中をうにょうにょ進む機能は操作してて楽しかったかな。難易度はノーマルだとかなり優しい。1回だけ特殊戦闘でゲームオーバーになりましたが、それ以外ではかなりゴリ押しで突破できます。工夫しなきゃいけないボスも、多分戦闘中に試行錯誤することを考慮しているのか、攻撃力がそれほど強くなく、かなり余裕を持って戦えました。大して鍛えてないはずなのにラスボスも余裕・・・ ボス戦よりも、各フィールドを隅々まで散策する方が楽しかったです。ステージごとに、「●●を何個集めろ」のようなノルマがあって、そのノルマを達成すると新しい技を覚えることができるので、淡々とクリアするということも無かったです。 アクションに関しては大満足です。 ■キャラクター 基本的に全員善人なので、不愉快になることが一切なし。お姉さん、幼馴染、異世界の女の子、ヒロインはみんな可愛いし良い子ですし、主人公の事が好きな幼馴染が、ライバル出現に慌てふためく様子もまた微笑ましい。主人公の幼馴染(男版)や精霊など、どのキャラも魅力的ですし、特に精霊なんかは可愛くて微笑ましくて最後。。。 ■総評 シナリオはまぁまぁちゃんと作られていて、アクションがしっかり作られている良作だと思いました。難易度は超絶難易度で始めない限りは非常にぬるいので、まったりプレイするのにも向いているとも思います。音楽、システム面、キャラなど、一通りの不満に感じるところは無かったですし、良い面を打ち出すと言うよりも不満点を極力生み出さないように注力した作品なのでしょう。 | ☆ |
New スーパーマリオブラザーズ2 | |
■ストーリー ピーチ姫がクッパにさらわれました。 シンプルイズベスト。マリオは一時期ストーリーを凝ろうとしてましたが、最近はシンプル化が激しく、今回も開始2分で冒険が始まります。 今作はコイン集めをテーマにしているのだから、もう少しそこを強く印象づけても良いと思うんだけどな。最初にコインを少し集めてるだけじゃ弱すぎる。 ■ゲーム性 新しいマリオもいるにはいますが、総じて代わり映えのないいつものマリオです。ゲームの内容も無印と同様に非常に簡単ですし、さすがに物足りなさを感じました。 特に3Dランドがそこそこやりごたえがあった分、ね。 ■その他 特になし。いや、ほんとにないんですよ。 非常に簡単なお手軽2Dマリオってだけ。大きな売りも感じられなかったし、気軽に手軽にやりたいならオススメかな。 | |
Persona4 The GOLDEN | |
ストーリー 地方都市の親戚に預けられることになった主人公が、ひょんなことから手に入れた能力を駆使して仲間とともにとある事件に立ち向かう。というありふれた王道ストーリーなんですが、そのストーリーがあまりにも秀逸で面白い。仲間達との交流や日常の描き方が楽しいってのもありますが、立ち向かう事件の謎そのものが色々とひねりを入れてあって、驚きの展開に何度唸り声を上げたことか。声優の力もあってか、キャラの感情表現も非常に豊かなので盛り上がるシーンではこちらの感情をストレートに揺さぶってきますし、それでいて不愉快に感じる場面がほとんど無かった。悪役も脇役もさらには町中を歩いているモブキャラにすら念入りにキャラ付けしてますので、キャラクターがゲームの世界で生きているって感じがすごい強かった。 とまぁこんなこと書いてますがやっぱり一番良かったのは、仲間達との交流の描き方があまりにも楽しかったってところでしょう。それはもう驚きのシナリオよりも高く評価します。個々の交流も良いのですが、一緒に旅行行ったりイベントしたり、困難を乗り越えた仲間と一緒のリア充生活が温かくて心地良かった。もっともっと長く浸かっていたいなぁと心から思いましたね。 キャラクター さすがに全キャラについて書いたらキリが無いので書きませんが、良い人ばかりで楽しい個性も強くてホント面白い。 いじり役といじられ役がめまぐるしく変わって、ボケとツッコミがかなりありましたからね。 陽介の残念ツッコミ、クマの天然ボケあたりが一番好きかなぁ。陽介の残念っぷりとツッコミは声優力のおかげで腹抱えて笑ったことすらありますよ、ええ。肝心なところでボケ選択肢を選べるのもこのゲームの楽しいところ。 あと、サブキャラもまた魅力的なんですよ。特に菜々子とか可愛くて可愛くて・・・ジュネス♪ そして驚いたのは、この作品って結構キャラの内面にズバズバ切り込む話が多いんですよね。 メインキャラだけじゃなくて、主人公が絆を深める他のキャラも結構小難しい話が多くて、まさかRPGで「殺人事件の被害者の家族」なんていう扱いにくいテーマにガチで挑むとは思わなかった。 リア充っぽい話もあれば、家族の話もあり、人生観の話もあれば、自分の在り方なんていう難しいテーマもある。 ほんとよくもまぁここまで多種多彩な話を入れてるのに自然な作りになってるなぁと脱帽ですよ、ホント。 ゲーム性 戦闘がこれまた面白い。一見シンプルなドラクエ式の戦闘で、攻撃・魔法・防御・道具・逃げる、から成るんですが、主人公が倒れるとゲームオーバーという厳しい制約がある一方、主人公だけは能力選び放題というメリットもある。この縛りが絶妙なゲームバランスになっていて、ハードでプレイしましたがやりごたえ十分でした。レベルあげていても油断したら一瞬でゲームオーバーというハラハラ感は、戦っているっていう実感が強くあって○。ただ、これだけのデメリットが大きい設定で、デス、ザキ系の技が充実しすぎているのは問題だと思うんだ。 戦闘以外では、絆システムが面白い。特定のキャラクターと仲良くなってイベントをこなすことで絆が深まり、主人公が強くなるというシステムなのですが、主人公の強さ云々よりも話が面白いのでどんどん仲良くなりたくなる。なるべく効率良く仲良くなることにずっと必死だった気がします。主人公を強くするだけならメインキャラとの絆だけ強くすれば良いのですが、他のキャラも攻略したくなる魅力があるのはやっぱりゲーム性というよりシナリオが面白いからかな。 時間をかけてじっくり鍛えれば強くなるけど、油断しているとあっという間にゲーム内制限期間が過ぎてしまうというシビアさも辛かったですが、それもまたゲームとして面白かったな。 音楽 かなり特徴的な曲が多く、ボーカル入りの戦闘曲が頭に残りますね。それとは別に悲しい時、そして悲しくても前に進もうと決意する時に流れる曲とかもう好きすぎて困る。一度ネタとして使われた時は爆笑しましたが。 総評 戦闘が面白い、シナリオが面白い、キャラクターが魅力。 この3つが揃った紛れも無い傑作です。シナリオに関しては壮絶なネタバレを絡めて叫びたいのでここでは深く書いてませんが、 そこいらのラノベやエロゲやるならこのゲームをやったほうが遥かに面白いだろう、って断言出来るくらいには面白かった。 まぁ推理性があって自分好みだったってのもあるからでしょうが。 数多くのRPGをプレイしてきた私ですが、このゲームは間違いなくトップ3に食い込むレベルの出来です。欠点が見当たらないのが欠点というか、敢えて上げるならばプレイ時間が長すぎるということでしょうか。ずっと楽しいので長くて問題なかったのですが、時間泥棒ではありますね(苦笑 リア充生活、楽しかった! | ☆☆☆ |